お知らせ-みんなの訪問看護|保土ヶ谷・相模原・木曽・戸塚

お知らせ

2019.4.10

車いすシーティングの重要性

株式会社モリモリ<みんなの訪問看護リハビリステーション>、株式会社めんこい<みんなの福祉用具>のホームページをご覧いただきありがとうございます。
みんなの福祉用具では、スタッフ全員がシーティングエンジニア基礎講習を修了しております。

今回、管理者の兵頭が、朝のカンファレンスの時間に、全スタッフに向けて、車いすシーティングの重要性、不良座位のリスクについて説明してくれました。
シーティングエンジニアとは、シーティングに関する一定の知識・技術を持ち、日本車椅子シーティング協会に認定された者です。
そして、その「シーティング」とは、主に障がい者や高齢者を対象とし、食事や休息などの、人が必要とする日々の動作や、就学・就労・スポーツなどの社会活動を実現するために、座位姿勢を最適化するアプローチのことを「シーティング」と呼びます。
この定義の範囲には「座位」だけでなく、「立位」「臥位」など、人の様々な姿勢保持も含めます。<一般社団法人 日本車椅子シーティング協会より引用>
不良座位は、前方に滑る、身体機能低下、褥瘡等の皮膚トラブル、摂食・嚥下・呼吸の阻害などにつながります。シーティングにより、これらを防ぐことが重要です。

座位で、背中を丸めた姿勢で深呼吸してみてください。
そして今度は、背中を伸ばした状態で深呼吸をしてみてください。
どちらが楽に深呼吸できましたか。

シーティングの専門知識を持つ者が介入することで、車いすの見直しや調整を行い、正しい座位姿勢を保つことがリスク回避につながります。